少し気が早いですが、最近は来年以降のNISA枠の使い方についてよく考えています。
これまで私はNISA枠を日本の株式にのみ使ってきました。
2014年、2015年のNISA枠の投資額配分はこのような形です。
(既売却分は除いて、現在保有している株式のみ)
NISAは損益通算が出来ないため、評価損が発生することは出来るだけ避けたいと考えていました。
そのため、買付時に割安であり、尚且つ数年間で企業価値が成長すると思われる企業を選んで投資をしてきました。
しかし2016年については、方針を転換して海外株式のETFを買うことを考えています。
その理由は、①現在の投資先が日本株に偏りすぎていること、②相場が高騰し、割安且つ有望な企業を見出すことが難しくなっていること、です。
また、証券会社によっては本来高額な海外ETFの買付手数料をキャッシュバックしてくれるところも、大きなポイントです。
このためETFをこまめに買うことが出来、一年間とはいえ時間的な分散を図ることも出来ます。
これまでのNISA枠の使い方が「攻めの投資」ならば、来年は「守りの投資」と言えるでしょうか。
相場が不安定なとき、分からないときほど、リスクを分散しておくことが必要なように感じています。
今のうちに購入すべきETFの候補を考えようと思います。